診療実績




平日 8:30-16:30/土曜AMのみ
tel.042-782-3021(代表)
〒252-0105 相模原市緑区久保沢2-3-16
最期まで患者様に寄り添う在宅療養支援病院が行う眼科だからこそ、どんなに難しい時でも家族の顔がはっきり視える生活をお守りするため全力を尽くしています。特に白内障診療では最新の医療機器と素晴らしい術者を揃え、また内科疾患をお持ちの方でも安心して治療が受けられるように内科との連携も細やかに行っております。
初診および再診担当医と曜日別の専門外来担当医が、診療を行っています。視力や眼圧などの検査は視能訓練士が担当します。医師の治療方針の決定には、診察前の検査が非常に重要となります。
最新の医療機器と内科との連携
高齢化に伴い眼科疾患は実に多様化しています。昔からよく知られている緑内障や糖尿病性網膜症に加え、最近では加齢性の黄斑変性といった疾患が増えています。これらの疾患に共通していえることは早期発見と状態の正確な把握が重要であることです。当院では、DRI OCT Triton を導入し非侵襲的にしかも短時間で黄斑部や網膜の機能異常を正確に見つけ出すとともに、内科とも連携し進行抑制に取り組んでいます。
最新治療と高い技術力
当院では白内障治療、黄斑変性症への硝子体注射など最新の治療を積極的に取り入れています。特に白内障では最新機器を導入し、かつ高い技術力を持った術者が治療にあたっています。また近年増加している黄斑変性症に対しても硝子体注射を積極的に行っています。
加齢黄斑変性
黄斑部分が加齢や新生血管の影響で傷むことによって物が歪んで見えたり、視野が欠けたりします。
新生血管を抑える硝子体注射を行い治療します。
緑内障
眼の中の圧力(眼圧)が上がることによって視神経が障害され、視野が狭くなる疾患です。 点眼薬、レーザー治療にて眼圧を下げます。
糖尿病網膜症
血糖値が高いことによって血管が障害され、網膜の血流が悪くなります。それにより網膜に障害が生じたり、異常な血管が発達します。治療は、血糖コントロール、レーザー治療、硝子体注射があります。
DRI OCT Triton
(3次元眼底像撮影装置) 網膜の断面を撮影し、網膜の状態を詳細に解析する高機能OCT検査と眼底カメラ撮影が同時に、短時間で行える最新医療機器です。これにより、従来は造影剤を使用しなければ得られなかった詳細な網膜の情報が得られるようになり、加齢黄斑変性などの網膜疾患や緑内障の早期発見、治療効果の適切な評価が可能となります。
VERION イメージガイドシステム 当院の白内障手術ではべリオンイメージガイドシステムを導入しています。患者様の眼の特徴(角膜屈折力、軸の特徴、眼の表面の状態)を把握し、データに基づいた最適な手術計画をコンピューターが練り、その計画に基づいたガイドを手術時に実際の眼球上に表示することにより、術後の乱視の発生のリスクを抑えより安全に手術を行えます。
IOL Master 700 IOL Master 700は白内障の手術前に眼の長さを計測し、患者様に使用する眼内レンズを決定する器械です。最大の特徴は眼に触れることがない為、従来のような点眼麻酔なく眼の状態を迅速かつ正確に計測でき、衛生的で安心です。
実際に、私も検査してみました。検査時間はとても短く3分程度でした。私が研修した時代と違い、短時間でここまで解析度の高い検査結果が得られます。
写真は実際の私の視神経乳頭です。非常に鮮明に映し出すことができます。通常の検査では、黄斑部の撮影と網膜機能の評価などを行いレポートにします。軽微な異常でもわかりやすくなりました。私は異常なしでした。
実際の手術の際は、このような緑色のガイドラインが見えます。これに従って正確に手術が行えます。
特に最近登場してきている乱視対応レンズや多焦点レンズを挿入する際には、術前に測定した計測値通りの角度でレンズを挿入する必要があります。この機械は先進の白内障手術にはなくてならない機器と言えます。